2010年12月16日

12月16日しおかぜ

1300の9950kHz「日本の風」朝鮮語放送はほぼ聞き取り可能。しかしこの後1330からの「ふるさとの風」は直後に激しいジャミングに犯されてしまった。信号も弱くなり受信不可能に陥った。
ジャミングは放送終了後も垂れ流しになっている。

1400の「しおかぜ」は5985kHzで良く聞こえている。フェージングが多少きついが、ジャミングは聞こえない。受信状態は良好である。
失踪者家族からのメッセージが代読されている。
1967年失踪、北海道の吉田雪江さんへ、お姉さんから。
1952年京都市から失踪のワタナベコウスケさんへ、弟さんからの手紙。
1991年、韓国慶州市から失踪の大政由美さんへ
1994年ハルピンで失踪のナカマチシュウイチさんへ
1963年川崎市から失踪の高橋太一さんへ、姉からの手紙。
1966年小林榮さんへ、弟さんから。
1977年、下関市から失踪の尹(安村)文夫さんへ、お姉さんからの手紙。
1969年、東京から失踪の上田英司さんへ、お母さんから。
1988年行方不明、林田幸男さんへ、奥さんからのメッセージ。
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんからの手紙
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんから。
1953年長崎から失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんから。
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんから。
1996年失踪の江口さんへ、お父さんから。
以上の手紙が読み上げられた。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、これはパラオ送信のためか良好に聞こえている。懐かしい日本の歌は「里の秋」「野ばら」「冬の星座」の3本立て。寒い夜にふさわしい歌だ、金星探査機”あかつき”は5年後にまた期待しよう。

続いて拉致問題解説、ふるさとの声は石岡享さんへのメッセージ、2010年9月の録音で、お兄さんからの便りである。今週の一曲は1976年のヒット曲、岡田奈々さんの「青春の坂道」。この後は毎回同じで政府認定者の氏名、周波数アナウンスなど。11月10日、28日、12月7日と同じ番組である。

1500の9975kHz、1530の9965kHzは共に朝鮮語放送。ジャミングは全く聞こえない、放送は大変良好に聞こえている。
2030からの「しおかぜ」は、15日UTCの放送から、最後の5分間が聞こえなくなっている。
何も放送が止まったわけではない。5955kHzで2055に中央人民民族語放送が開始するためである。15日からCNR8の放送時間が拡張されたことによる影響である。

ジャミングも聞こえず、受信状態は1400同様良好である。失踪者家族からの手紙の代読である。放送終了後1時間もたってからから、ジャミングが強くなってきた。CNRの朝鮮語放送が北のジャミングにつぶされている。
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