連日1300からの9950kHzはほとんど聞こえない、それでも8日はちゃんと音になっている。朝鮮語がかすかに聞こえている。1330からの日本語も時々浮いては消え、弱弱しい。
そして1400の「しおかぜ」は5985kHzへ出てきた。昨日までの5910kHzに変わってまた変更だ。11月17日に変更されて以来である。8日はジャミングは5910kHzにも見当たらない。水曜日ということで英語放送が出ている。
1430の9950kHz「ふるさとの風」は強い!、パラオ送信は、今日も健在だ。懐かしい日本の歌は「春の日の花と輝く」、かかる曲も最近は賛美歌ぽっくなってきた。しかしファイル転送がまずかったのか頭切れで出たり、途中で切れたり。拉致問題解説は曽我みよしさんの事案について。続いて2010年10月録音の、曽我ひとみさんのメッセージ。
春の日の花とかがやく うるわしきすがたの
いつしかにあせてうつろう 世の冬はくるとも
わが心は変わる日なく 御身をば慕いて
愛はなお緑いろ濃く わが胸に生くべし
若き日の頬は清らに わずらいの影なく
御身いまあでにうるわし されど面あせても
わが心は変わる日なく 御身をば慕いて
ひまわりの陽をば恋うごと とこしえに思わん
今日の一曲は「りんごの歌」、言うまでもなく戦後の大ヒット曲である。戦後作られた映画第1作目となった松竹映画「そよかぜ」の主題歌だった。
この歌がラジオで最初に放送されたのは,1945年12月10日芝・田村町の飛行館スタジオでのNHKの公開番組『希望音楽会』。このとき並木路子は小脇にリンゴの入ったカゴを抱えて客席に降り、リンゴを配りながら歌ったが、その頃は貴重品(この時リンゴ1個の値段は、闇市で5円もした)だった。リンゴの奪い合いで会場が大騒ぎになったのは有名なエピソード。
赤いリンゴに唇よせて
だまってみている青い空
リンゴはなんにもいわないけれど
リンゴの気持はよくわかる
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
あの娘(こ)よい子だ気立てのよい娘
リンゴに良く似た可愛い娘
どなたがいったかうれしいうわさ
かるいクシャミもとんで出る
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
朝のあいさつ夕べの別れ
いとしいリンゴにささやけば
言葉は出さずに小くびをまげて
あすも又ねと夢見顔
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
歌いましょうかリンゴの歌を
二人で歌えばなおたのし
みんなで歌えばなおなおうれし
リンゴの気持を伝えよか
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
この番組は11月20日、29日と同じ内容である。
1500の朝鮮語放送「日本の風」は9975kHz、これも良好に聞こえている。1530の9965kHzと共に同じ番組で、一週間通して繰り返し放送されている。