2010年12月08日

12月7日しおかぜ

年間で一番日の入りが早い時期だ。バンドの落ち込みは激しく、1300台の台湾送信は全くダメ。むなしくジャミングだけがかろうじて聞こえるだけ。

1400の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは聞こえないが、あの3波合同のヘビージャミングの影響を受けている。7日火曜日は日本語放送、失踪者家族の氏名が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、これはパラオ送信のためかなり良好に聞こえている。懐かしい日本の歌は「里の秋」「野ばら」「冬の星座」の3本立て。寒い夜にふさわしい歌だ、おりしも、金星探査機”あかつき”の成功を祈りたい気持ちになる。

続いて拉致問題解説、ふるさとの声は石岡享さんへのメッセージ、2010年9月の録音で、お兄さんからの便りである。今週の一曲は1976年のヒット曲、岡田奈々さんの「青春の坂道」。この後は毎回同じで政府認定者の氏名、周波数アナウンスなどのお決まり文句である。11月10日、28日と同じ番組である。

1500からの9975kHzも大変強力に聞こえている。朝鮮語番組の今週の一曲は加藤和彦作曲、北山修作詞の「あの素晴しい愛をもう一度」である。

同じ1500からの「自由朝鮮放送」は6日から5760kHzというこれまた49mbの端っくれへ動いた。当然ジャミングは無く7日もクリアーに聞こえている。6225kHzにジャミングが垂れ流しになっている。

1600の9780kHz、電波の出ていることは分かるが、やはり台湾送信はダメだ。パラオはあれだけ良く聞こえているのに。
2030の「しおかぜ」、6045kHzはジャミングも無くクリアーに聞こえている。失踪者の氏名生年月日、行方不明になった日が読み上げられている。
1970年2月、18才で失踪の古川文夫さん。
1970年2月、21才で失踪の七條 一さん。
1970年3月、18才で失踪の矢野和幸さん。
1970年6月、25才で失踪の佐藤益一さん。
1970年7月、24才で失踪の越川 力さん。
1970年8月、22才で失踪の加藤久美子さん。
1970年12月、29才で失踪の岡内正三さん。
1971年3月、38才で失踪の村本宣夫さん。
1971年4月、28才で失踪の山下綾子さん。
1971年12月、19才で失踪の名取志津子さん。
まだまだ続いているが、相当な速さで読まれているため聞き取りが大変だ。
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