2010年10月20日

10月19日ふるさとの風

19日火曜日の台湾送信波は極めて弱い。1300の9950kHzはジャミングに完全に潰されている。ただそのジャミングもそれほど強くはないが、10秒から20秒間の停波を、約50秒ごとに繰り返している。
そのジャミングが消える時間だけ、かろうじて放送の出ていることが分かるだけ。対策本部のオンデマンド放送が早々と更新され、この時間の放送がカットなしで聞くことができる。

1400の「しおかぜ」か6135kHzで聞こえている。ジャミングは弱いのか聞こえない。若干信号も弱めだが、日本語放送が聞こえている。
拉致被害者、失踪者の氏名が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは分からない。ややフェージングが強いものの良好に聞こえている。
にっぽんの歌「みかんの花咲く丘」と「雨降り」の2曲で放送開始。ふるさとの声は横田めぐみさんへ。今日の一曲は1977年のヒット曲、山口百恵の「コスモス」。7月21日、30日、8月8日、17日、9月4日、13日、22日、10月10日と同じ番組である。

戦後、空前の大ヒットとなった、「みかんの花咲く丘」。川田正子の人気は、大人のスター歌手をも圧倒する勢いだった。昭和30年代前半の「レコード童謡」は当時の娯楽の最たるものだった。毎日のようにNHKラジオから流れる歌が唯一の娯楽だった。

1,みかんの花が咲いている
  思い出の道 丘の道
  はるかに見える 青い海
  お船がとおく 霞んでる
2,黒い煙を はきながら
  お船はどこへ 行くのでしょう
  波に揺られて 島のかげ
  汽笛がぼうと 鳴りました
3,何時か来た丘 母さんと
  一緒に眺めた あの島よ
  今日もひとりで 見ていると
  やさしい母さん 思われる


1500の9975kHz、朝鮮語放送「日本の風」も良好である。ジャミングが息を吹き返した正気になるが、受信の障害とはならない。

1600の9780kHzは強力である。ジャミングも全くない、1430と同じ番組が出ている。
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