毎日のように、憶測記事は飛び交っている。マスコミが伝えるその多くが、その記事を書く人の思惑で、こうあってほしいと、その方向づけをする。
4月29日のRNW Media Networkにもそれが見て取れる。アリランテレビの伝える情報として、アメリカの大学研究員が、北朝鮮では何百万人もの人たちが海外からのラジオ放送を聞いている。VOAやRFAが特に好まれているとか。
これが憶測というやつだ。いったい何を根拠に、何百万人もという数字が出てきたのか。アンディ氏がコメントしている通りだろう。
もし、今の北朝鮮で、本当にこれだけの人が海外放送を聞いていたら、事態はもっと違う方向へ進んでいるに違いない。
所詮マスコミが伝える情報は、心して聞かないとあらぬ方向へ洗脳されてしまう。食糧不足というニュースも然り、国連を通じて援助せよというのを日本政府は断ったとか、当然のことだ。
無駄な電波を24時間垂れ流す、万博にも参加する、こうした国が物乞いをするのなんのジェスチャーなのか。
今日開幕式が行われた上海万博、ある日本のテレビ局は、中国国家は必ず流す、しかし先のオリンピックでの表彰式では、優勝したのが日本でありながら、君が代はほんの数秒流して終わり。
今の日本のテレビ局は、中国大陸、朝鮮半島のテレビ局になってしまった。
その電力豊富な北朝鮮のジャミングのため、30日1400の「しおかぜ」は全く聞こえない。
1300-1400の9950kHz、朝鮮語と日本語の放送は良好である。ジャミングは出ているが、しおかぜへのジャミングほど強くは無い。
1430の9960kHzは、また以前の録音の使い回し、ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージが出ている。リクエスト曲は1977年のジュリーのヒット曲「勝手にしやがれ」。ジャミングは全く感じられない、大変強力である。
この番組は2月9日、18日、27日、3月17日、4月12日と同じ内容である。使い回しが悪いとは言わないが、せめて最後のスケジュールだけは差し替えてほしい。
1500の9975kHzと1530の9965kHz「日本の風」朝鮮語放送はどちらも強い。ジャミングは全くわからない。