この一週間は極めて受信状態が悪かった。
北朝鮮のジャミング強化工作が功を奏しているのか、1400の5910kHzは完全に埋没してしまった。これ自身に出ているジャミングは影響がない。ところが、隣接する周波数6003kHz「希望のこだま放送」と6015kHz「韓民族放送」、そして意味も無く出し続けている5890kHzに対する強力なジャミングのあおりを受けている。
もっと臨機応変に対策が取れないのだろうか、まあ、無理とは分かっているが、これだけ聞こえないとつい愚痴が・・・。
2030からの6045kHzはこの影響が少なくこの一週間、ほぼ問題なく聞くことができた。30日は朝鮮語放送である。
これに対し対策本部の「ふるさとの風」はどの時間も殆んど聞こえない。30日、特にオーストラリア送信は全く聞こえない、キャリアの存在すら分からない状態だ。
1600の台湾送信9780kHzが、かろうじて何か放送しているなという程度。短波放送の宿命といってしまえばそれまでだが、同じ対北放送でも、韓国からの放送は送信所も違い、日本で聞く限りはジャミングも聞こえず極めて良好である。