2009年11月15日

セントヘレナ強力に受信

年に一度の放送ということから、世界中で多くの人が、同時に、同じ放送局を聞くことはこれを除いてまずないだろう。

放送開始時に僅かに聞こえたのみだが、その後2155頃から信号が上昇し始め、100%聞き取れる状態まで持ち直した。2211過ぎには女声の日本語アナウンスも聞こえた。

これだけ聞こえればこの貧弱な受信環境も捨てたものでは無いな。やはり電波が届いてなければどんな設備も役立たない。また日本語IDが、2250現在も良好に聞こえている。

連日2100台からは米国東海岸方面の電波も良く聞こえている。R.Habana Cubaは13770や13790kHzが常連だ。13830kHzの同じくスペイン語、WEWNも強い。
13845kHzで英語も聞こえてる。WWCRだろうか。2200から13725kHzでVOAが出てきた。フランス語に聞こえるが、これがクリオール語なのだろう。
13700kHzのCRI、カナダ中継も強い。15640kHzのドイツ語はDW、これはWHRIの送信だ。15440kHzのFamily Radioは常連である。

VOAといえば、よく語送出があるみたい。2200からのKhmerが13625kHzで聞こえている、Radio Japanとの混信を避けるためにQSYしたのかなと思いきや、そうではなかった、2215頃13640kHzへ戻っていた。
同じようなことは、Radio Libertyでもあった。同じ14日0900のロシア語が、7230kHzのCNR1をつぶして出てきた。しかしこれも0909に瞬時に7220kHzへ戻った。
年に一度のお祭り騒ぎも終わった。
普段聴かない人もどんな様子かと多くの人たちが、掲示板に殺到した、ポータブル機ではかなり難しいにもかかわらず、何とか聞こえないかとチャレンジした。

こういった感動が得られるのもBCLの楽しみだ。世界中の多くのハム仲間たちの協力で放送ができた。そして実際に放送を聴いた一部の人は、ベリカードを得るために受信報告書を出すことになる。
ここでいつも課題となるのが、手紙にドル紙幣を入れる行為。杓子定規に言えばこれは違法行為、これを防ぐことからもUK経由で送る必要性の一つだ。現金を入れるなといっても、小額紙幣を必ず同封する人がいるからだ。

昨年の数字を見ても、受信報告の数からして、これの何倍もの人たちが放送を聞いていることになろう。これから見ても如何に日本からはベリカード獲得のための受信報告の多いことが分かる。

ちなみに昨年11月に放送されたRSHへ受信報告のあった数は、
日本が約半数で、124通、
アメリカ35通、
ドイツ33通、
イギリス15通、
イタリア12通、
スペイン9通、
などで、韓国は1通、
総合計は262通である。(JSWC会報による)
Posted by Hiroshi at 07:51│Comments(0)Europe
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