Radio Libertyのコーカサス向けロシア語放送は、11月2日から1800-1900に放送されていることが分かった。
11月1日までグルジア語の出ていた時間が、2日からロシア語に変更されている。3日にチェックしたところ、1800の9525kHzがよく聞こえていた。
9780kHzは、約180Hzほど上に出ている局と、低いビートを伴いながらパラで聞こえているのを確認。よく聞こえたのは、1820頃まで、後は信号も下がり何かボソボソ、何語なのかも分からない。
よく分からなかった放送時間は、南オセチア時間1900、モスクワ時間2100ということだった。R.Libertyサイトはロシア語番組のため、モスクワ時間となっているわけだ。
Radio Ekho Kavkaza
1800-1900 9525, 9780
RFE/R.Libertyといえば、冷戦時代の象徴であった。東西ドイツの壁がなくなったのもこの放送の影響が大きかったといわれている。そのベルリンの壁崩壊から、今年で早20年がたつ、いくつかのテレビ番組でも特集が組まれている。
その中の一つ、NHKBS世界のドキュメンタリーでは、特集番組が組まれている。
11月23日には、「ラジオ・フリー・ヨーロッパの闘い」と題し、冷戦下、東ドイツの放送と、RFEと、どちらの放送を聞くかで、東欧市民たちの葛藤を振り返る。
NHKBS1 11月23日 (月) 午後9:10~10:00
東側の市民へ民主化への呼びかけを行ったラジオ・フリー・ヨーロッパ。1950年から1991年まで、ソ連の影響下にあった東欧各国に向けてラジオ放送を続けた。マイクの前に座り、“鉄のカーテン”の向こうに語りかけていたのは、自らもチェコやハンガリー、ルーマニアなどから逃れてきた人びとだった。
妨害や命の危険を乗り越えてRFEの放送を担った人びと、放送を聞き民主化への希望を持ち続けた人びとの証言をもとに、ラジオ・フリー・ヨーロッパが東西冷戦の終結に果たした役割を描く。