2009年11月03日

続・微弱電波13560kHz

実際にどんなものが付いているのか、写真をパチリ。

最近よく見かけるICカードを近づけるだけの簡単な、カードリーダーが取り付けてあった。要するにワイヤレスICカードを識別するために電波を出していると思われるが、それなら何もこんな遠くまで届く電波でなくてもよさそうな気がするが。

この装置にカードをかざすだけなら、10cmも届けばよさそうな気がするが・・・。これだと、このカードを持っていれば、敷地外からでも操作が出来てしまうと思われるが実際どうなのかは知らない。

この13560kHzを良く調べると、上下100kHz以上に亘って帯域が広がっている。極めて超広帯域の電波を出していることになる。詳しい電波法は知らないが、たかがICカードの情報を読み取るのに、こんな広い帯域が必要なのだろうか。

実際普通のラジオで聞くとどんな音に聞こえるのか録音してみた。上下100kHz幅でこんな音が聞こえている。AMモードと、SSBモードで受信した音
Posted by Hiroshi at 11:56│Comments(2)Japan
この記事へのコメント
この様な機器は、非接触カード内部にあるセキュリティー情報を管理するLSIを駆動させるために必要な電力をカード側に送信するために、やや大きめな電力を送信するようになっております。周波数的にも、そのあたりの周波数に間違いありません。駅のICOCAとかSUICA等も同じようなシステムです。
Posted by A.K. at 2009年11月03日 15:26
実際どの程度の出力かは知りませんが、ALA1530Sを100メートル以上先まで持って行き、受信しましたがまだバッチリ波形が読み取れました。

コードレス電話の子機と同じぐらいの強さかなという感じでした。
Posted by Hiroshi at 2009年11月03日 18:50
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