ドラム式の洗濯機が、結構売れているらしい。
20万前後もする高額な洗濯機である。ところが、どこのメーカーも、トラブルが多い。普通の自動洗濯機に比べても、何倍ものコールがかかる。
洗濯機全体からすれば、まだ普及率は低い。しかし10万円の炊飯器が売れるように、高いから売れる商品であることも事実。
今回三洋の洗濯機がトラブル続きで、ついに修理をあきらめ、商品交換という手に出た。費用はかかるが、欠陥商品はこれに限る。
しかしこれで思い出すのが、この4月に某量販店から購入した三洋のリコール対象品に該当する洗濯機を買い換えた人がいたことだ。その時もまだ新しいから修理をしましょうかと言ったが、何回修理をしても調子が悪いのでもうイヤ。そこで今度は量販店ではなく当方での購入となった。
安物買いの銭失いという言葉は死語になっていた。
量販店のアフターサービスの悪さは、いまさら始まったことではない。家電製品を買うのは購入者の自己責任だ。価格だけで通販・量販で買う人、先々のことを考えて専門店で買う人さまざまである。
10万、20万の炊飯器、洗濯機が売れる、大画面テレビが売れに売れる時代、ふと、どこが不景気なんだろうと思ったりもする。