2009年09月18日

しおかぜ6045kHzと北のジャミング

日照時間が短くなるにつれ、深夜帯はMUFが下がりパッとしない。

8月は2000UTC台の八俣送信はR.Japanも強力だったが、今はかなり弱い。北朝鮮のジャミングも5890、6003、6348kHzなどをピークとする強力なノイズがバンド中を覆っている。
これだけはスキップすることなく終夜聞こえている。それだけハイパワーで出しているということか。それにしても5890kHzはVOAのいない時間も長時間垂れ流しだ。

17日、1400の5910kHzは日本語番組、ジャミングは出ているんだろうがあまり気にならない。6045kHzも2030の段階ではスキップ気味、終了近くになりジャミングが目立つようになってきた。しかしこれとて、6045kHzに出しているというより、49mb全体にジャミングが出ているといったほうが適切だ。

同じ2000台でも7490kHzの自由朝鮮放送、7530kHzの自由北朝鮮放送は、ジャミングが完全にスキップ状態。本来の放送が強力に聞こえている。ただ7460kHzに出ているジャミングが、広範囲にノイズを撒き散らしていることから41mbはこの影響が大きい。
2100からの7510kHz、開かれた北朝鮮放送もジャミングを抑えて入感している。送信地の違いが、これだけ受信状態に影響している。

それにしても、北朝鮮のジャミング用送信機も数が増えている。短波帯だけを見ても、中国のように3桁の数までは無いにしても、2000-2100台だけでもざっと20数波が出ている。特にハイパワーで出ているのではと思われるジャミングは:
3912、3985、5890、6003、6348、6518、6600、7460、7490、7530kHz等々。
いうまでも無く、7年前北朝鮮が拉致をしぶしぶ認めた日である。当時、北朝鮮は拉致を認めていない、そこで日本の新聞も行方不明者という書き方をしていた。

国名まで、特別扱いで、フルネームで書いていた。今も日本の新聞でありながら拉致事件を解決しようという努力が見えない多くのマスメディア。

覚醒剤で汚染されている芸能界も、拉致事件を一切口にしない。ご意見番ににらまれたら芸能活動が出来なくなる。
7年前を思い出し、今も続けられている拉致に関心を持ってほしい。
「ル・モンド」に掲載される意見広告
上の画像に書かれている文字を入力して下さい