日照時間が短くなるにつれ、深夜帯はMUFが下がりパッとしない。
8月は2000UTC台の八俣送信はR.Japanも強力だったが、今はかなり弱い。北朝鮮のジャミングも5890、6003、6348kHzなどをピークとする強力なノイズがバンド中を覆っている。
これだけはスキップすることなく終夜聞こえている。それだけハイパワーで出しているということか。それにしても5890kHzはVOAのいない時間も長時間垂れ流しだ。
17日、1400の5910kHzは日本語番組、ジャミングは出ているんだろうがあまり気にならない。6045kHzも2030の段階ではスキップ気味、終了近くになりジャミングが目立つようになってきた。しかしこれとて、6045kHzに出しているというより、49mb全体にジャミングが出ているといったほうが適切だ。
同じ2000台でも7490kHzの自由朝鮮放送、7530kHzの自由北朝鮮放送は、ジャミングが完全にスキップ状態。本来の放送が強力に聞こえている。ただ7460kHzに出ているジャミングが、広範囲にノイズを撒き散らしていることから41mbはこの影響が大きい。
2100からの7510kHz、開かれた北朝鮮放送もジャミングを抑えて入感している。送信地の違いが、これだけ受信状態に影響している。
それにしても、北朝鮮のジャミング用送信機も数が増えている。短波帯だけを見ても、中国のように3桁の数までは無いにしても、2000-2100台だけでもざっと20数波が出ている。特にハイパワーで出ているのではと思われるジャミングは:
3912、3985、5890、6003、6348、6518、6600、7460、7490、7530kHz等々。