パラオから送信されている朝鮮語放送「日本の風」が良好に聞こえている。
1530-1600の9965kHzで毎日放送されている。番組の最後にはいつも週替りで今週の一曲が流されている。今週は、2007年11月と、今年5月にも放送された、拉致被害者救出のために作られた曲「翼」(つばさ)を聞くことができた。
もしも・・・ もしも悲願(ねがい)が叶うなら
この腕を 翼に変えて
力の限り飛んでいきたい あの子のもとへ
幾年(いくとせ)も 季節は巡り
咲く花も 川の流れも変わらねど
父も母も 老いて小さくなりました
だけど 瞼に焼き付く幼いあなたは
あの日のままで 微笑んでいる
寂しかろう辛かろう 北の彼の地は
戻れ戻れこの胸に 母の胸に
もしも・・・ もしも思慕(おもい)が届くなら
この魂(こころ)カモメに託し
絆の意図を届けて欲しい あの子のもとへ
今日もまた 星空仰ぎ
いつの日か 会えるその日を祈りつつ
合わす両手 皺もいつしか増えました
けれど 健気に生きているあなたを思えば
どんな苦労も 厭いはしない
ひもじかろう寒かろう 北の彼の地は
帰れ帰れこの腕に 父の腕に
いつか 戻る日信じて耐えてるあなたを
片時だって 忘れはしない
泣きたかろう切なかろう 北の彼の地は
帰れ戻れ故郷に 家族のもとに
帰れ戻れ故郷に 家族のもとに