新疆で起きた暴動以降、放送局のウェブサイトは6日に続き7日も接続できない。海外からのアクセスをブロックしている。当然新疆のインターネット放送もチェックしてみたが全てダメ。→
XJBS新疆人民广播電台の短波放送は通常通り聞こえている。7日火曜日は各系統・周波数とも0800に止まった。通常通りの放送休止日である。新華社が伝えるような大きな暴動が本当にあったのかと思える。
一方で、青海放送は新疆ウイグル自治区党委員会の常務委員、宣伝部長の話として、死亡者は156人に増え、負傷者も1080人に達したと伝えている。公安部門は1434名を破壊略奪放火殺人容疑で逮捕したとも伝えている。
新疆放送は時刻アナウンスを北京時間ではなく2時間遅い時間をアナウンスしているとされ、こうしたニュースも当然より詳しく放送されていると思われ、ネット放送を海外で聞かれないようにしているようだ。
ウルムチで何かが起きたことだけは確かなようだが、伝えられる報道は断片的でしかない。
6日に新華社が配信した写真は捏造されたものといわれている。確かに誰が見てもおかしな写真がある。救急センターで治療をするというのに負傷者と思われる人が外へ運び出されている。2人もいれば十分運べるストレッチャーを5人もかけ何をしているんだろう。