2009年06月09日

ピアノ協奏曲第二番

8日の最大の話題は、全盲の辻井伸行さんが、バン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初めて優勝したニュースである。

クラシックファンとしても大変喜ばしいことだ。コンクール最後に演奏されたのが、ラフマニノフの ピアノ協奏曲第2番だ。知る人ぞ知るラフマニノフの代表作で、重厚でロマンチックなメロディーが実にいい。

演奏を聴いていて思わず涙しそうになったほどである。すでに5月31日に日本人初としてファイナリストに決定していた。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールはショパン国際ピアノコンクールやチャイコフスキー国際コンクールと共に、格式あるピアノコンクールだ。

彼は今20歳、思い出せば、この歳にはよく音楽を聞いていた。しかもレコード盤は高く貧乏人には買って聴くということは出来なかった。当時各所で開かれていた、レコードコンサートを聞き、クラシック音楽のよさを知った。中でも、完成したばかりの中区役所ホールへ良く出かけた思い出がある。

音楽は心を癒してくれる、海外放送を聴いていても多種多様な音を耳にすることが出来る。大きなスピーカーからの重低音もよし、ヘッドホンで聞く雑音混じりのヨーデルもよし、これがラジオを聴く醍醐味でもある。

このジャケットは、昨年10月発売された辻井伸行さんと指揮者の佐渡裕氏が「題名のない音楽会」で熱演し話題となった、「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」。ベルリン・ドイツ交響楽団との演奏で、重厚なラフマニノフが楽しめる。DVDにはレコーディング風景と、辻井さんが2008年に東京サントリーホールで録音したショパンの「幻想曲 ヘ短調」「舟歌 嬰ヘ長調」「前奏曲 第24番 ニ短調」も収録されている。

そして、今秋10月24日、名古屋でソロ・リサイタルも開かれる。世界一に輝いた音色を、聴いてみては。
Posted by Hiroshi at 13:16│Comments(0)番外編
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