1日・2日と聞こえなかったオーストラリア送信の「ふるさとの風」11825kHzと「日本の風」13725kHzが3日は正常に出てきた。
ジャミングはあるものの気になるほどではない。
これに先立つ1333の9585kHz朝鮮語は、ほぼジャミングに埋もれている感じだ。台湾送信波はここでも若干弱く感じる。
1400の「しおかぜ」5910kHzは強力である。3日は英語放送。強烈なジャミングは出ているが、しおかぜの電波のほうがはるかに強い、全く影響がないようだ。
ふるさとの風では毎回、ニュース解説なるコーナーがある。いつも同じ人があれこれ解説するが、いまひとつ頼りない話ばかり、すでに分かっていることをしゃべっているだけで、核実験をした北朝鮮を非難するわけでもなく、淡々と朗読しているだけである。
核実験成功の祝賀会は先回よりも小さい規模で開催されたとか言って、北朝鮮擁護の解説になっている。そういうう人の話だから当然なんだろうが。
そういえば、拉致対策本部の放送の目的に、拉致問題解決とはうたっているが、拉致被害者を帰国させることは何も書いてない。解決という言葉の中に被害者を帰国させるということがどう位置づけられているのか不透明である。そもそも拉致は問題ではなく、れっきとした事件・犯罪である。
今までの経緯を見ると、以下に拉致を収束させるかということに主眼が置かれており、あと10年も経てば被害者家族の高齢化などにより、政治決着する可能性も出てくる。まさに北朝鮮の思う壷である。