ソマリアの放送はこのところ7145kHzがよく聞こえている。
これ以外は日本でで聞くことはできないが、
ローパワーの局が、出ているらしい。
国中が戦争状態で、今聞こえるソマリア暫定政府の放送Radio Hargeysaに対して、北部はソマリランドとして独立をうたっている紛争地域。まともな政権が存在しておらず、北東部はプントランドと称しこれまた独立を宣言、ここからの放送がこのローパワーの短波放送局だ。勿論日本政府はソマリアを承認していない。
首都Mogadishuから約560km北西のMudugからの短波放送で、ソマリ語でRadio Hage Soomaaliya、英語表記ではRadio Leader Somaliaとなる。
放送はソマリア方言で0300-0500と0900-1000に3980と6915kHz、出力1.25kWで行われている。
Posted by Hiroshi at 13:12│
Comments(4)
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Africa/ME
Hiroshiさん
R.Hargeysaはソマリア暫定政府の放送ではなく。ソマリランド(旧英領ソマリア)の放送です。"Voice of the Republic of Somaliland"
この地域はある程度安定しているといわれています。
ソマリランド以外のプントランドを含む他の地域は一応暫定政府の統治下にあるといわれています。
現在暫定政府の放送としては、昔は短波でも放送を行っていたR.MogadishuのFMだけと思われます。
そうです。今7145kHzで聞こえるのはソマリアの北半分からの放送。ソマリランド独立といっても国連も認めていない。
ソマリランドを除き連邦制をとろうとしてもウンといわず、お先真っ暗。同じ民族、同じ言語を話しながら、縄張り争いを続けている。
なまじ同じ民族、同じ言語だからこそ、他民族との対立よりも性質が悪いのかも。地理的・歴史的な背景もあるのでしょうが、日本のように、1億あまりの人口を持ちながら民族と言語が「ほぼ」同じで、一時期を除いてはおおむね平和な時代が続いている国は、外国の人から見れば本当に不思議な存在なのかもしれませんね。まあ、日本もこの先どうなるかはわかりませんが。
国民性と言ってしまえばそれまでなんでしょうが、神棚と仏壇が同居する宗教観からは、民族争いは起きないでしょう。
神棚はイカンと排除させる変な宗教団体が出てきてからはかなり怪しくなりましたが。