BCDXなどにはCRI News RadioやJiangsu PBSが短波帯で出てきたのは、毎年この時期のことで、全人大会に向けたプロパガンダとする意見がある。過去にも北京交通台などが出てきたこともあるとか。ことの真偽は分からないが、今出ているのは妨害する相手がいない周波数に出ており、ジャミングとするには無理がある。
そして過去、ジャミングとして使われたのは西蔵語にしろ、カザフ語にしろ、いずれも中央の国内向け番組である。今回のCRI News Radioが短波に出てきたのは初めてのことで、全人大会に向けたプロパガンダ放送なのかは関知してない。この放送6日もまだ聞こえている。
拡大路線を突っ走る中国のラジオ放送、2009年に入りCNR10老年之声に続き西藏語頻率と相次いで二つの系統が増え、CNR中央人民广播電台は11系統で放送されている。
これまで中央の西蔵語をCNR8としてきたが、3月1日からCNR11として別系統になり、中央人民广播電台西蔵語广播として放送されている。
このうち短波放送が出ているのは、CNR1、2、5、6、8、そして1日から正式に始まったCNR11である。ここで改めて各系統の放送時間と周波数をまとめてみた。周波数ごとの放送時間はスケジュールを参照。
CNR 1 Zhongguo zhi sheng 0000-2400(SW: 1955-1735)
MW:639、756、945、981、1008、1134、1377、1422、1539、1593kHz
FM:106.1 (Beijing)
SW:4460、4750、4800、5030、5945、6030、6080、6125、6175、7110、7230、7275、7290、7305、7345、9455、9500、9630、9645、9675、9710、9810、9830、9845、9860、9890、9900、11630、11710、11720、11750、11760、11925、11960、12045、12055、13610、13700、15370、15380、15390、15480、15550、17550、17565、17580、17595、17605、17845、17890
CNR 2 Jingji zhi sheng 2055-1605
MW:630、720、855、900、1116kHz
FM:96.6 (Beijing)
SW:3985、6040、6065、6090、6155、7130、7140、7150、7245、7315、7335、7375、9530、9570、9620、9720、9755、9810、9820、11610、11660、11670、11740、11800、11835、11845、11915、12080、15270、15500、15540、17625kHz
CNR 3 Yinyue zhi sheng 2200-1600
FM:90.0 (Beijing)
CNR 4 Dushi zhi sheng 2200-1500
FM:101.8 (Beijing)
CNR 5 Zhonghua zhi sheng 0055-0615、0955-0005
MW:549、765、837、1116kHz
SW:5925、7620、9410、9665、9685、11620、11935kHz
CNR 6 Shenzhou zhi sheng 2055-0105、0355-1805
MW:684、909、1089kHz
SW:6165、9170、11905、15710
CNR 7 2100-1800
Huaxia zhi sheng putong hua pinlu(FM87.8)
Huaxia zhi sheng shuang yu pinlu(FM104.9,MW1215)
CNR 8 Minzu zhi sheng 2200-1700
MW:1143、1422kHz
SW:5955、5975、6010、6145、6180、7120、7250、7350、7360、7410、7445、9420、9440、9455、9480、9530、9610、9630、9645、9655、9690、9785、9890、11630、11685、11720、11780、11810、11815、12055、13700、15390、15415、15570、15670kHz
CNR 9 Wenyi zhi sheng 2200-1800
FM:106.6 MW:747kHz (Beijing)
CNR 10 Laonian zhi sheng 1955-1735
MW:1053kHz (Beijing)
CNR 11 zhongyang renmin guangbo diantai zangyu guangbo 2155-1605 Tibetan
FM:105.7 (Lhasa)
MW:1098kHz (Beijing)
SW:6010、7350、7360、9480、9530、11685、15570kHz