こんな文字が新聞紙でも躍っていると言うのはマスコミ的表現だろう。
ニュースなどでも32型で49800円なんていうのが過剰報道されたりしている。問題なのは価格ではなく、このテレビで地上デジタル放送が見られると勘違いをしている一般消費者である。
基本的に外国製のテレビにはあの問題のあるBCASカードが付けられない、すなわち地デジチューナーは付いていないということだ。地デジを普及させなければならないテレビニュースでさえこのことには全く触れず、ここまで安くなりましたとウソを垂れ流している。
アナログチューナや、モニターだけの通常画質のテレビなら別に安い訳でもなんでもない、当たり前の価格である。
このテレビとてデジタルチューナーを付ければ確かに見ることは可能だが、決してハイビジョン画質で見られるわけではない。ハイビジョンも見られますという「ハイビジョン対応」と表現している。
テレビおたくならこの外付けチューナーでもいいが、一般家庭、特にお年寄りにはこのチューナーは曲者だ。マスコミの情報操作に惑わされることのないように。