猛暑に見舞われたこの夏、エアコンの取り付けに追われる毎日ではあったが、修理は思ったより少なかった。
修理するよりも買い換えたほうが省エネからも得策ということなのか。
中には5年しかたっていないのに付け替えるというのもあったが、理由を聞くとよくガスが抜けるという。
お客さんそれは取り付け工事が悪いからですよ、このままガスを入れてもまた抜けますよ。そんなことからこちらへ声がかかったようです。
配管のフレアー加工を見ると、無理に接続してありどうしようもない工事がしてある。量販店の仕事なんてこんなものです。中には毎年ガスを入れ替えているという人がいた。入れ替える?そのほうがよく冷えるとか。そんなバカな。
そもそもエアコンのガスなんて絶対抜けてはいけない。冷蔵庫だってガスは抜けない。エアコンもこれと同じです。ガスが抜けるのは工事が手抜きだからです。
ガスが抜けないまでも、取り付け時に真空引きをしない業者もいます。100%能力を出すことができません。最も価格だけで購入している人は5年で買い替えても損はないと思っているのでしょう。安物買いの銭失いという言葉はもう死語になっています。
今日も早朝から付け替えをしました。もう20年もたつ機種ですので修理はご遠慮願い買い替えていただくことに。
エアコンは売れるが、テレビはさっぱりというところでしょう。2年11カ月先が思いやられます。