もう39年も前の出来事なんですね。
人類が始めて月面に降り立つ模様をテレビ中継で見入っていたことを思い出します。1969年7月20日のことです。冷戦時代のさなかソ連・アメリカの宇宙開発競争の産物でしょう。
アポロという名前の商品がいろいろ出てきた時代です。プラモデルも一時はやりました。何十年か後になって、月面着陸はいんちきだなんていう変人まで現れました。
これは100%うそで、その後無人での月面観測でもその着陸した痕跡が写真撮影されています。第一何万人もの前で、あの100メートルを越すサターンロケットを実際に打ち上げています。
宇宙船との通信でタイムラグがあることを実際に耳にしたのもこれが初めてでしょう。今ではこの遅れは日常茶飯事で何も気になりませんが。同時通訳もこれを機会によく聞くようになりました。
すでにカラーテレビはありましたが、月面からの映像はモノクロ、今から見れば画質も荒く時代を感じます。
今は常に何人かの人が宇宙船で生活している時代。科学技術の進歩は一部の人たちの生活を根底から変えてしまいました。
結果、お月さんでウサギが餅つきをしてないことが分かり、月面へは6回で終わりましたが、その後は費用のかからないシャトル便に変わりました。
なかでも、大気圏外に設置した宇宙望遠鏡は今までの宇宙観を大きく塗り替えてしまいました。