今日、愛知県内の某所へ仕事に、そこのお宅は電波障害でCATVの共聴を利用している。
最近これらの世帯すべてにA4一枚のチラシが入れられた。
そこには、現在利用の設備はアナログ放送の電波障害のため、デジタル放送には対応してないから、今後デジタル放送を見るためには多チャンネル契約をするか、毎月525円の使用料を払ってほしいという内容のもの。
どうしたらいいのか分からないの様子だったが、一応一般論として、CATV会社の言い分は間違ってはいない。
しかし、今回の地上波をデジタル化するのは、アナログ放送の代わりの放送であること、従って完全デジタル化後も、設備を利用することが可能なことを説明した。
ここで問題なのが、毎月525円要るというCATV側の言い分、これについては、全国的に見て、どのCATV局もパススルーで見られることから、保安器まではCATV側でデジタル化していること、それ以降の宅内工事が必要な場合は利用者が費用負担、しかし毎月の費用発生は他のCATV局ではやってないことなどを話してきました。
どこのケーブルテレビ局も、この機会に有料契約者を増やそうと血眼になっています。それはそれで必要な営業活動、しかし利用者側もある意味、無知に付け込んで、見もしない多チャンネル契約をすることのないよう注意が必要です。
多チャンネルを見たいという人も、e2スカパーにするか、CATVにするか十分に検討してから。こういう相談は量販店ではなく、近くの電気屋さんがいいですョ。