2008年05月31日

サイマルラジオ放送

ようやくJASRACとの話がつき、全国のコミュニティーFM放送がインターネット放送で聞くことができるようになった。

権利関係の問題があり実用化が遅れていたが、この4月から制度化を検証するためのサイトがオープンしており、サービスエリア内での難聴地帯をなくす目的でようやく実現にこぎつけた。
6月2日からは相当数のコミュニティーFM局がサイマル放送を始める予定だ。

JASRACや日本レコード協会、実演家著作隣接権センター(CPRA)と交渉して使用料率を決めた。コミュニティーFM局は、JASRACに年額5万円を支払い、レコ協とCPRAには、AM/FM放送と同額(最低が5万円で、上限は24万円も)を支払うことで決着した。

取れるところからはどこからでも取るというえげつないJASRACなどが渋々認めたようだ。3年ほど前までは多くのFM局がサイマル放送をやっていたが、別途著作権料を出せと迫り、ビビッた局側は、トラブルには巻き込まれたくないとみんなネット放送を止めてしまった経緯がある。

CD並みといわれる高音質のビットレートならまだしも、たった20kbps以下のモノラルでも同じ料金です。ようするに自分の部屋で一人鼻歌を歌えば著作権料は要らないが、宴会の席など複数の人がいる場所では、アカペラで歌っても著作権料はいるそうです。
Posted by Hiroshi at 09:28│Comments(0)日本語放送
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