2008年05月22日

DR31

30年前のPanasonicのBCLラジオです。

ある方からナロー化が出来ないかと相談がありました。どのタイプも出来るわけではないので、とりあえず現物を見ることに。
同じ型番DR31でも、品番はいろいろな国向けで仕様が違い、この二台は、RF-3100B(下)とRF-3100LBE(上)。結論から言えば、LBEモデルは不可、IFが462kHzのため、交換できるフィルターがない。
下の3100Bはメインつまみとスピーカーがオリジナルとは違います。RF3100LBSもありました。

マアしかし、当時の受信機としては思い切った選択度を持っていた。今聞いてみてもそん色ない性能である。3100Bはツーリストモデル100-240V対応、3100LBEはEU向け220V専用。

国内向けのRF-B30は音質調整ツマミが一つだけです。RF-2200に次いで大量に販売された機種です。
Posted by Hiroshi at 18:50│Comments(2)受信機
この記事へのコメント
おはようございます。いつもブログを楽しみに拝見させて戴いております。
今回はいろいろお手数をおかけ致しました。

さて、IFが462kHzというのは何か意味があるのでしょうか?
前、DR-29のことを綴られた折にも一部にそういうものもあるとのことを
触れられていらっしゃいましたが…。

むかしの雑誌にこれと電子ループのみ?でカメルーンのMWを東京郊外の御方が受信された記事が書いてありますね。
底辺部分にバーアンテナが付いているので単にコントローラーを近付けるだけは厳しく使い方のコツが少々要りますね。自分もつかうときはいろいろ試行錯誤しております。

前期型はMWが高感度で後期型は混変調対策で感度を押さえている内部ノイズレベルが低いのでアンテナの工夫とロケ次第で使いやすいと過去に敬愛します某氏のレビューに書かれていましたがその点はどう見ていらっしゃいますか?

Bというのはツーリストモデルなんですか?初めて見ました。外国のネットではこの機種は不人気なのか画像も評価のコメントも非常に少ないので貴重なお宝画像ですね^^。

おっしゃるとおり確かにアンテナ次第とノイズ対策次第で使いやすい機種と個人的に気に入っており、B30 、RF-3100(北米向け)も含めて完動品を3台所有しております。

最近忘れられて語られることも少なくなっているので…
かつて使っていた皆さんのご参考のためにも
Posted by nogami at 2008年05月25日 09:49
日本国内ではIFが455kHzというのは当たり前ですが、ドイツではなんでも規制があるとかで、455kHzの使用が認められていないとか。

そこで7kHz高い462kHzだということを何十年も前に聞いたことがあります。
FMのIFも7kHz上を使っています。詳しいことは専門家でないので分かりません・・。
Posted by Hiroshi at 2008年05月25日 21:27
上の画像に書かれている文字を入力して下さい