こういったスローガンがやたら目に付くのがいかにも中国らしい。「众志成城」は一致団結すれば困難を克服できますと言う意味。
その気持ちはよく分かる。未曾有の地震災害に見舞われた惨状を目の前に、素手ではなすすべもない。校舎崩壊で、生存の見込みがないと救助隊が引き上げたと言うニュースも流れました。横断幕を掲げる時間があるなら、その手で瓦礫の一つでも運び出したらと思うのは不謹慎だろうか。
生還の見込みがない、要するに感動的な映像がないから引き上げると言うなんともやるせない、国民性の違いと言えばそれまでだが。
30年前の唐山地震のときとは時代が違う、どんな山間僻地からも生で映像が見られる時代になった。日本からの救助隊の模様もすぐわかります。
そんなことから中国の災害報道番組もかつてない対応をしています。中央の放送も24時間、広範囲に届く短波放送を駆使しています。
震源地、四川省からは短波放送は従来民族語放送しかありませんでしたが、15日に受信したところ、9740kHzで「四川人民广播電台」のニュースチャンネル、中国語放送が出ています。
四川の中国語第一放送は通常、短波で聞くことは出来ません。
SCBS四川人民广播電台
9740kHz 24H Chinese News channnel (0900-1600,2200-0200QRM fr.BBC)
6060kHz 24H、7225kHz(2130-0105、0930-1515) Minorities Service (Chinese/Tibetan/Yui)