今月の始め大型サイクロンが直撃したミャンマーの最大都市ヤンゴン、途絶えていた5985kHzの短波放送も8日には聞こえてきた。
しかし時々電波が止まるなど安定供給には程遠いことをうかがわせている。送信所自体の被害はなかったが、停電のため電波が出せなかったらしい。国内向けのテレビラジオ放送は通常通り放送されているが、このサイクロンのニュースが、事前に知らされなかったことからいっそう被害を大きくしている。
軍事政権下での情報伝達がマイナスになることから、日本のように台風情報なるものは存在しない。被害を受けても中国からの救援物資は即引き受けたが他からは断るなど独裁国家のメンツしか見えてこない。