再び始めるBCLなる本が発売されている。
既に各諸氏がいろいろ書かれているように、つい突っ込みを入れたくなってしまう。まず値段が高い。その割に中身がない。役に立たない周波数リストは要らない。2年前のあるデータを基にしているらしく古いだけでなく間違いが多い。
今までに短波放送を聴いたことのある人に対して失礼である。
再びではなく、初めてのBCLでもよかった。名古屋駅の大手書店を3店見てきた。どこもまだ山済みで10冊はある。殆ど売れてないと見える。あるいはもっとたくさんあったのが、ここまで売れたのかもしれない。
RF2900LBS(DR29)という長波とプリセレの付いたラジオは、国内でも二桁の数を販売した記憶がある。ボディーカラーは黒色だが、その中で2台だけグレー色があった。
その中の何台かは、すでに破棄されていることが分かっている。ポリバリコンが使われており、それの絶縁不良からガリガリ雑音が出るのを修理したこともあった。
もちろん今は補修パーツもなく部品の交換を伴う修理は不可能だ。DR29本体の写真はよく見かけるが、普段見かけない化粧箱とその説明書、サービスマニアルの写真を一寸だけ。
Posted by Hiroshi at 15:06│
Comments(3)
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Japan
ユーロ向けと言うことで、メガパワーの大電力局が出ていると言うことで付けられたプリセレだと思うのですが、本当に効果が有りました。
当時出ていた通信型受信機と言われていた受信機でもMWに関してはトップ段が弱く、少しゲインの有るアンテナをつなぐとオバケだらけになるか、MWのゲインが極端に落としてありDXingには不向きな受信機がほとんどでした。
そんな受信機の中で2.4kHzのメタルケース入りのセラフィルに載せ替えたDR-29LBSはMWDXingに十分対応してくれました。
それにしてもあの程度の簡単なプリセレでも効果が有るのですからLW,MWに関しては同調型アンテナかプリセレを入れてやることですね。
周波数表に関してはこんな本に付けるものではないですね。
WRTHの最新版でさえ夏スケになれば使い物にならないのですから・・・・・
初めて投稿致します。
画像に出ている化粧箱、ディスプレイ用ポップ、説明書?は現在お手持ちのものなのでしょうか?下世話な表現ですが、涎が垂れそうな景色です^^。
私は去年、幸運にも少年時代から永年恋いこがれていたDR-29をヤフーオークションで入手しました。落札したものは数年前にベルギーから入ってきたものだそうです。ナロー化されていませんのでMWの激しい混信を切るのは少々難儀ですが、LWでの受信性能は抜群で、田舎でノイズが少ないせいもあって単体でプリセレを回せば惚れ惚れするほど受信性能がありますね。
私の記憶に間違いなければ昔の短波誌で長波から短波までお使い倒していらっしゃた某OM様がいらっしゃったような記憶もありますが…。
私も今出てているBCL本には少し不満があります。多分BCL体験がない人がしきって編集しているからトンチンカンな内容なんでしょうね。それに週刊誌やタブロイドと同じできらびやかにだけしようとしてるように見えて仕方ないですね^^。実は私も最新版は買ってしまいましたが、お馴染み岩沙さんの監修ページが哀しいぐらい浮いているようにみえました。
もう今度出すのなら旧短波誌のOMさんやべテラン投稿者だけが中心となった責任編集の硬派なぐらいの内容のBCL本がでなければ誰も満足できないのではと思います。(当然、顔出しで堂々と対談記事などを掲載…)
そんなことは実現不可能で無理な企画とは思いますが、
nogamiさん、はじめまして。
もちろん写真に撮りましたので、手元にあります。貴重な資料として保存しています。
所詮は商売ですので、売れるように書かないと記事にはならないでしょう。
短波誌はもう過去の遺産でしょう。受信環境が変わり、受信性能が飛躍的に向上し、聞くのではなく、聞こえるようになりました。
一番の違いは、情報がリアルタイムで世界中に伝わること、変わらないのはべりカード集めのために聞く人でしょうか。