日本のマスコミがこれほどまでにダライ・ラマの行動を伝えたことはない。
それだけ今チベットが注目されています。過去来日したときは、それ自体報道をしなかったメディアが今回ばかりはそうは行かないだろう。
チベット以上に日本で報道されないのが、東トルキスタン問題。新疆ウイグル自治区に、あれほどの短波放送が存在する理由はここにあります。チベットも然り、中国がここは俺の領土だと言って侵略したところには今も短波放送局が存在しています。
それを援護射撃することの必要性から、海外から代理放送がいくつも行われています。
その一つが、CISから短波で出ている「西蔵之声」。3月から放送時間を増やしており、中国は必死にジャミングを掛け情報鎖国を守り続けています。
3月まで7413kHz付近で聞こえていた「西蔵之声」中国語番組は、11555kHzで聞こえています。これも日によって周波数を動かしています。11552あたりから11568kHzあたりまでウロウロ。この周波数は全て中国語です。
1300-1345に聞こえていますが、この時間の放送は北京方面に向けての放送とのことです。
これより早く、1130-1200に11560kHzで火竜ジャミングが出ていますが、なぜかこれは非公表の放送で台湾送信です。
こうして西蔵之声は3波を使い毎日チベットの実情を伝えています。