2008年03月05日

中国の民族語放送がジャミングに

海外からの情報としてハイバンドで、民族語放送が聞こえると言うのが最近もたらされた。
具体的な周波数を確認したところ、例えば、0900台に13650kHz、11665kHzで出ていると言う。

早速それらの周波数をチェックしたところ、CNR1の中国語以外にも確かに違った言語が聞えている。
しかも、いずれもVOAの中国語の出ている周波数でこういった現象が見られるようだ。

5日の1000台、11665kHzではウイグル語が聞える。これは「新疆人民广播電台」XJBSと確認。
同じく、13650kHzではモンゴル語が、これも「内蒙古人民广播電台」NMRBと分かった。
VOA中国語の13650kHzが1100に終了、CNR1と共にモンゴル語も止まった。

今までの火龍ジャミングに変わって地方局の番組までもがジャミングに狩り出された。しかしCNR1は2波出ていることは今まで通りで都合3波のジャミングがかけられている事に変わりはない。

5日のチェックで、火龍ジャミングから民族語放送に変更した周波数は:

VOA Chinese Jamming
XJBS Uighur
11665、9530、6040kHz

NMRB Mongolian
13650、6160、11995kHz
1300からの11995kHzはモンゴル語がやたら強い、これで以前からのなぞが一つ解けた。
DXLD8026、8027で報告のある不明語の事だ、これで全てが解き明かされた。

VOA中国語のジャミングに、内蒙古人民广播電台のモンゴル語が使われているということである。
5日11995kHzの録音、Lchに11995kHz、Rchに7270kHzのNMBSを録音している。
Posted by Hiroshi at 21:48│Comments(2)Taiwan/China
この記事へのコメント
Maunoはなぜ有効的なジャミングとしてDRMを使わないのだろう?
と書いてきています。
Posted by 化石 at 2008年03月06日 02:09
帯域の広いDRM信号を出されるよりは被害が少なくていいかも。
中国はジャミングを出していると認めてはいませんから、雑音は出せないでしょう。
現状ではただ単に同じ周波数で混信を起こしているだけと弁解が出来ます。

A08の申請に新疆が増えているかもしれません。
Posted by ひろし at 2008年03月06日 08:42
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