7540kHzと言えば
Dengê Mezopotamyaがいつも強力に聞こえている。
しかし毎日ではないが時々この同じ7540kHzでロシア語がバックで聞こえるときがある。
14日も浮き沈みはあるものの
「メソポタミアの声」が終了する2100まで混信していた。
30分毎に出るISを聞けばすぐに分かる局である。30分に一回、0分に二回ISが出ている。時間によりこのマヤーク番組の聞え方に変化があり、別の局が混信しているように見える。しかし7540kHzの電波が止まると同時に聞えなくなることから同じ周波数にマヤークが出ているわけではない。
音声ファイルの33秒に2030に出たマヤークのISが聞こえる、クルド語と同じぐらいの強さではいっている、同じく2分45秒以降は2100の終了までだが、マヤークは弱い、2100のIS2回も何とか分かる程度だ。
今までの受信状況から推測すれば、ハイパワーの電波に伝播ルート上にある別局の電波が乗っかってしまう現象ではないか。
30年以上も前になるが、ルクセンブルグに出力2000kWの長波局が出来たとき、このような現象が世界中で見られたことから「ルクセンブルグ現象」と呼ばれている。
似たような現象として全く違う送信所の電波が、電離層のイタズラからその合成波で聞えることもある。これとて毎日聞えるわけではなく一定の条件がそろったときしか現れない。
最近では1899kHzでVORが聞こえると言うのがある。648と1251kHzのVORが混ざって聞えている。また同じ送信所の違う周波数同士が干渉して別の周波数で聞えるのは電離層の異常とは関係ないスプリアス現象。
電離層の変化が地磁気の影響も受けると言うことから、これらを含む異常伝播があるとその数日後に地震が発生しており、こう言った事を書いているサイトも多く見られるようになった。
Posted by Hiroshi at 08:05│
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