既に1日の放送はアナウンスも無く音楽ばかり流していた時点で、反政府軍の侵攻が迫ってきたことがうかがえる。そして2日は開始から電波が出ることは無かった。
普段は日本のメディアには出ることのないチャドという国名、報道の仕方もいろいろあるようで。
日本のメディアはニュースの出所が同じこともあり、反政府軍が首都を制圧したと言うのが殆どである。
ところがBBCのニュースを聞いていると、チャドの軍隊が、反政府軍を大統領宮殿から追い返そうと戦車・武装ヘリを使用している、と、あくまでチャド政府が主語になっている。
いずれにしてもBBC放送も、首都には多くの遺体があり、300人以上が病院へ担ぎ込まれ、2日土曜日に首都は制圧されたと報じている。
そして隣接するスーダンがこの反政府軍に対し協力をしているとも伝えている。このことがダルフール危機にも影響を与えるだろうとしている。
チャド政府はこの首都攻撃が、スーダン空軍機のよって行われたと主張、もちろんスーダン側は全面否定している。
3日はアフリカ方面のコンディションが良く、4780kHzのジブチ放送が強力に聞こえている。1800台は音楽が多かったが、1900からは報道番組、Afar語のニュース、1907Arabic、1928Somaliと続いている。2030ごろから急激に落ち込んできた。
1830ごろは浮き沈みはあるものの、中波1539kHzも聞えていた。1850ごろからはVOAが強くなった。