2008年02月04日

Chad放送は聞えません

既に1日の放送はアナウンスも無く音楽ばかり流していた時点で、反政府軍の侵攻が迫ってきたことがうかがえる。そして2日は開始から電波が出ることは無かった。

普段は日本のメディアには出ることのないチャドという国名、報道の仕方もいろいろあるようで。

日本のメディアはニュースの出所が同じこともあり、反政府軍が首都を制圧したと言うのが殆どである。

ところがBBCのニュースを聞いていると、チャドの軍隊が、反政府軍を大統領宮殿から追い返そうと戦車・武装ヘリを使用している、と、あくまでチャド政府が主語になっている。

いずれにしてもBBC放送も、首都には多くの遺体があり、300人以上が病院へ担ぎ込まれ、2日土曜日に首都は制圧されたと報じている。
そして隣接するスーダンがこの反政府軍に対し協力をしているとも伝えている。このことがダルフール危機にも影響を与えるだろうとしている。
チャド政府はこの首都攻撃が、スーダン空軍機のよって行われたと主張、もちろんスーダン側は全面否定している。


3日はアフリカ方面のコンディションが良く、4780kHzのジブチ放送が強力に聞こえている。1800台は音楽が多かったが、1900からは報道番組、Afar語のニュース、1907Arabic、1928Somaliと続いている。2030ごろから急激に落ち込んできた。

1830ごろは浮き沈みはあるものの、中波1539kHzも聞えていた。1850ごろからはVOAが強くなった。
その後伝えられる情報によれば、現地時間で2日に空爆を受け、直ちに放送局へも反政府軍らが侵入、放送危機を破壊し、火を放ったようだ。
このため2日朝からの放送は全て止まっている。送信所自体は破壊されてないと思われる。

この話題とは直接関係が無いが、中国からのハッカー攻撃が盛んに行われているようだ。中国サイトの掲示板へ日本からのアクセスに対し、ウイルスを送り付けているらしい。

中国にしてみたら5人や10人の中毒で大騒ぎするのが不思議でならないらしい。こんなことは日常茶飯事に起きているからだ。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d18006.html
Posted by Hiroshi at 05:58│Comments(0)Africa/ME
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