ジャミングの無くなった「しおかぜ」だが、2ヶ月ぶりに周波数変更を行っている。1300は5920と5965kHzに変更された。5920kHzのほうが約10dBほど強い。6165kHzのCNR1は弱く問題なし。5920kHzも今のところジャミングはないが、9月第一週にはVOFが出る予定でそれまではクリアーに聞こえる。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。1325の「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、1355は横田めぐみさんへ、横田哲也さんからのメッセージである。
JSR Shiokaze, August 27, 2024 ~
1300-1400 5920, 5965
1405-1435 6090, 7295
1600-1700 6165, 5935
1705-1805 7325, 5980
1300の「にっぽんの風」は9455kHzのジャミングがやや強い。9940kHzには出ていない、むしろ9900kHzのRFAに対するジャミングが広範囲に広がっており、その影響がわかるほどである。しかし台湾送信は強く影響はほとんどない。
1330の「ふるさとの風」は9455と9705kHzが良好である。昨日から新しい内容である。
「「ふるさとの風ニュース」は公開収録から、早坂勝男さんの兄 勇治さんの発言から。弟の胞吉さん及び特定失踪者薩摩勝博さんの妹品川貴美子さんの発言である。ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語は矢井田瞳のMy Sweet Darlin'である。日本語放送は、共同公開収録でのライブコンサートから早坂勝男さんの地元の民謡「小野田甚句」、歌い手は小山五月郎さんである。
1405の「しおかぜ」は7295と6090kHzにお出ましである。両波とも混信はなく受信状態は良好である。この時間は開始と終了は日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。この時間15475kHzもやや強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日と同じ内容である。