12日、金曜日の「しおかぜ」は6070と6165kHzが強力である。日本語放送からで、7月5、6、8日と同じ番組である。去る5月25日松江市で開催された「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から、松江プラバ少年少女合唱隊&Pure Blueberryによる「童謡唱歌と懐かしい歌のメドレー」とオリジナル曲「ビリーブ」が出ている。
続いて5月20日特定失踪者家族会は政府に対し要望書を提出、これに対する回答があった。救出への道コーナーは増元照明さんから。2022年作文コンクール入賞作品の朗読である。
日本政府からご家族の声は横田めぐみさんへ、横田早紀江さんから、2021年11月に行われた新潟県民集会でのメッセージである。後は毎回同じで、日本への脱出際しての注意喚起が出ている。
1300の「にっほんの風」は15475、9940、9455kHzが聞こえている。台湾送信にはジャミングがかけられている。1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが良好である。この時間の放送にジャミングはない。
「ふるさとの風ニュース」は6月27日、日本、米国、豪州、韓国政府及びEUの共催で、オンラインによる拉致問題に関する国際シンポジウムが開催された。冒頭、林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の基調発言が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9685と9705、15475kHzが強力である。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日と同じ内容である。