1300の「しおかぜ」は7250と7280kHzが聞こえている。上下からの被りが強いが、概ね聞き取りはできている。土曜日は昨日と同じで日本語放送から、ニュースと解説番組「日本海にかける橋」である。
佐渡・新穂村で失踪した大澤孝司さんについて。北朝鮮による拉致の可能性が排除できない特定失踪者の大沢孝司さん、失踪当時27才、新潟市西蒲区出身が1974年2月に佐渡市で消息を絶ってから50年となるのを前に、兄の昭一さん(88)が2月22日、県庁で記者会見を開いた。2月で88才となった昭一さんは「弟のことがあるからここまで命があったと思う。ただ会いたい」と心境を語り、拉致被害者としての認定を求めた。
渡辺秀子さん、高大基について、北海道で在日朝鮮人工作員高大基と出会い、工作員であることを知らずに結婚して2人の子供(敬美・剛)をもうけた。埼玉県に居住していた昭和48(1973)年6月頃、高が突然失踪したため、その行方を追って高の勤務先であった東京都品川区にある「ユニバース・トレーディング社」を訪れた。同社は北朝鮮工作機関の偽装会社であり、それが発覚するのを恐れて親子3人を監禁。姉弟は翌49(1974)年6月に小浜市の岡津海岸から北朝鮮に送られた。秀子さんについては殺害説もあるが真相は分かっていない。平成19年4月12日、警察は敬美さん・剛さん姉弟を拉致と断定し、高姉弟拉致の主犯である工作員・洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子について、逮捕状の発付を得て国際手配を行っているが、渡辺秀子さんについては何の措置も行われていない。警察は北朝鮮に拉致されたと断定しているが、朝鮮籍のため、日本政府は拉致被害者と認定はしていない。
2月25日、拉致被害者家族会と支援組織の「救う会」の合同会議が新たな方針を打ち出したことなど。
救出への道コーナーは増元照明さんから。2020年作文コンクール入賞作品から、中学生部門特別賞の作品が読み上げられている。
日本政府からご家族の声は曽我ミヨシさんへ、曽我ひとみさんから2021年10月のメッセージが出ている。後はいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が告知されている。後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
この番組は2024年3月1日、2日、4日と同じ内容である。
1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが聞こえている。7290kHzはCNR1の子ん審があるが大きな影響はない。台湾送信が優勢である。。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。弟さん増元照明さんからのメッセージだが、この部分のアナウンスが抜けている。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年2月6日、17日、27日と同じ内容である。