2024年02月07日

2月6日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045、9705、7295kHzが良好である。しかし後半12045kHzは落ち込みが激しく、ほとんど聞こえなくなってしまった。昨日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は1月14日、北朝鮮向け放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録~希望の光、届け海を越えて!~から、当日収録された、特定失踪者賀上大助さんの母の賀上文代さんと同じく特定失踪者大政由美さんの母の大政悦子さんからのメッセージが出ている。
「ニュース解説」は2月2日オンラインによる日韓専門家との会議について。2024年もミサイル発射を繰り返す北朝鮮を憂慮している。
「今週の一曲」は日本語放送のみに出ている。1月14日拉致被害者等の救出を願うライブコンサートで歌われた、sayaさんの「Wait A While~その日を信じて~」である。

1300の「しおかぜ」は5930kHzが概ね良好である。7335kHzは同波のCNR2と互角の勝負である。しおかぜに対するジャミングは出ていない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

毎週火・金曜日に放送しているRBSを名乗る朝鮮語放送はB23は7215kHzで聞こえている。当然北朝鮮はジャミングを出している時もあるが、台湾送信のため強力に入感している。むしろ5kHz下のCRIの方がうるさい。この放送2022年6月23日から短波で放送している。
RBS Rivival Broadcasting System
1400-1428 Tu. Fr. 7215kHz via TWN in Korean.

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが聞こえている。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。2023年12月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。弟さん増元照明さんからのメッセージだが、この部分のアナウンスが抜けている。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は先回放送分から最初の曲とメッセージの一部が変更されている。

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