2024年01月25日

1月24日「しおかぜ」

24日1300の「しおかぜ」は5930kHzが概ね良好である。7335kHzは同波のCNR2と互角の勝負、両者入れ替わりながら聞こえている。昨日に続き、公開されている失踪者、拉致被害者の氏名生年月日、失踪当時の年令などの読み上げである。氏名読み上げは2回に分けて放送されているが、続けて放送されるのはおそらく今回初めてである。
この番組は2023年11月19日、12月17日と同じである。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705と7295kHzが強力である。タシケント送信の12045kHzは弱いながらもかろうじて音になるレベルである。いずれもジャミングなど混信は全くない。
この時間は毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は1月11日林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」から署名簿計202筆等を受領したこと。及び昨年10月7日に「同級生の会」主催により新潟市において開催された「横田めぐみさんとの再会を誓うチャリティーコンサート」の来場者から寄せられたアンケートを受領した。面会に際し横田早紀江さんの発言とこれに対する林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の発言が出ている。
「ニュース解説」は1月15日の最高人民会議について、金正恩総書記は韓国との統一はもはや不可能であり、憲法を改正して韓国を「第1の敵国」に定めるべきだと述べた。
「今週の一曲」は日本語放送のみで1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。1357放送終了。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。7290kHzのCNR1の混信も弱く大きな影響はない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージとして、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、21日、12月1日、13日、23日、2024年1月2日、12日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は6135kHzが聞こえない。6140kHzのDRM放送が強く完全に飲み込まれてしまった。7320kHzは上下の被りがありこれもよく聞こえない。八俣の電波がスキップ状態である。

1600の「ふるさとの風」は6045kHzが開始時は強力である。1620あたりから同波のスーパージャミングが強くない聴きづらくなってきた。1628に台湾送信は停波、以降ジャミングが唸りをあげている。9685と5815kHzは混信はなく良好である。1330と同じ番組である。

1630-1730に使用されている6155kHzは1601にジャミングを出している。1630の朝鮮語放送は若干聞きづらいが、1700:20にジャミングが停波、日本語放送は極めて良好である。1430と同じ番組が出ている。
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