2023年12月24日

12月23日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5930kHzが概ね良好である。信号はそれほど強くはないが、混信がなくクリアーに聞こえている。7335kHzは同波のCNR2が強く、ほぼつぶされている。
土曜日は日本語放送から、先週並びに昨日と同じ番組である。最初に特定失踪者林雅俊さんのお父さん林俊男さんからのメッセージが出ている。
続いて北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者河嶋功一さんのお母さんあい子さんが12月1日に亡くなったというニュース。2009年に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した後に、当時金正日総書記と写った技術者たちの集合写真に、功一さんとよく似た人物がいる。これにより、北朝鮮に拉致された可能性が高いことが確定的になった。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705と7295kHzが強力である。12045kHzはスキップ状態、ほとんど聞こえない。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzがスキップ、ほとんど音にならない。7520kHzは強力である。7290kHzも強く同波のCNR1をつぶしている、八俣のほうが優勢である。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージとして、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、21日、12月1日、13日と同じ内容である。

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