2023年10月04日

10月3日ふるさとの風

3日、1300の「しおかぜ」は5965と6040kHzがクリアーかつ強力に聞こえている。しおかぜに対するジャミングは出ていない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300代、拉致対策本部の放送は15475、9940、9705、9455kHzが強力である。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は9月23日、拉致問題対策本部事務局と特定失踪者問題調査会が共同で、『北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録~希望の光、届け海を越えて!~』を島根県益田市で開催した。この中から、山本浩章益田市長と丸山達也島根県知事のメッセージが出ている。
「ニュース解説」は伊豆見元教授から、9月26日開催の北朝鮮人民大会について。
「今週の一曲」は朝鮮語、日本語放送ともに同じで9月23日共同公開収録のライブコンサートから、地元益田市のグラントワ・ユース・コールによる「村祭り」「切手のない贈り物」などがメドレーで紹介された。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。懐かしい日本の歌は「江戸子守唄」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2023年4月8日、18日、29日、5月9日、20日、30日、6月10日、20日、30日、7月12日、22日、8月1日、12日、22日、9月2日、12日、23日と同じ内容である。

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