2023年09月02日

9月1日「しおかぜ」

9月1日、金曜日1300の「しおかぜ」は5920と6090kHzが強力に入感している。ジャミングは確認できない。日本語放送から出先週と同じ番組が出ている。まず日米韓首脳会談に関するニュースから、続いて平壌で爆破テロがあったというニュース。
8月30日、ソールで開催されるイベント「国連高等弁務官事務所のシンポジウム」についての解説。「救出への道コーナー」は増元照明さんから。終息したとされる新型コロナ感染症について、今の北朝鮮ではどうなったのかなど。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、長男である飯塚耕一郎さんから、2022年12月の国際シンポジウムでの収録メッセージである。
あとはいつものように、日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。日曜日まで同じ番組が繰り返されている。この放送は拉致対策本部のサイトでいつでも聞くことができるが、音楽はすべてカットされている。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。タシケント、台湾送信共に強力である。この時間の放送までジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「雨降り」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信9705kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2023年4月7日、17日、27日、5月8日、19日、29日、6月9日、19日、29日、7月11日、21日、31日、8月10日、21日と同じ内容である。

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