2023年07月30日

7月29日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は27日から周波数を変更している。5920kHzはジャミングへ自爆、ほとんどつぶされている。ほぼ聞き取り不可能である。しかし、BBCやVOAとは違い、いったんこうと決めた以上は途中で変えることはしない頑固さがある。次回変更予定の一ヶ月先までこの状態が続くことだろう。6090kHzは同波の混信が若干あるが大きな障害にはなっていない。
土曜日は日本語放送から、昨日と同じ番組である。「日本政府からご家族の声」は有本明弘さんから、2021年12月に収録のメッセージが出ている。
跡はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1300の「にっぽんの風」は15475、9940、9455kHzがクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが同じく良好である。

1405の「しおかぜ」は7325と5980kHzが強力である。両波とも混信はない。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンス、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。この時間3波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日と同じ内容である。

1500以降の6110kHzは従来通りのジャミングが確認できる。それほど強くはなく受信は十分可能である。1600と1700の日本語放送にもかけられている。
9685kHzにもジャミングは出ているが弱く全く影響はない。1558に台湾送信が停波、1600はタシケント送信である。

27日に周波数変更している八俣送信のうち、1705の7435kHzには29日1719に強烈なジャミングを出してきた。パルス性のジャミングでほぼつぶされてしまった。パラの5955kHzは弱いジャミングが1717に出てきた。周波数変更後三日目にしてのジャミングである。
この時間は前半1405と同じ番組で、後半1733からは先週放送された1300と同じ朝鮮語番組である。
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