7日、金曜日1300の「しおかぜ」は5965と6165kHzが強力である。金曜日は日本語放送「日本海にかける橋」から、先週と同じ番組が出ている。最初にこの5・6月に実施した「しおかぜ」の運用資金を得るためにクラウドファンディングについて。予定を大きく上回る1000万を超す資金が集まった。
続いて6月29日、日本政府などが主催した国際シンポジウムについて。
そして5月27日の国民大集会から、特定失踪者今井裕さんの兄、今井英輝特定失踪者家族会会長の発言が出ている。救出への道コーナーは増本輝明さんから。拉致被害者5人が帰国してから21年その後何の進展もないまま放置されていることに怒りを覚える。
「日本政府からご家族に声」は田口八重子さんへ、兄の本間勝さんから、2020年10月に収録メッセージである。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起がアナウンスされている。
後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「にっぽんの風」は9940kHzが混信でやや不良、15475と9455kHzはクリアーに聞こえている。今日のR.Thailandはかなり弱い、台湾送信は優勢である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。3波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日と同じ内容である。