1300の「しおかぜ」は5920kHzがジャミングで聞きづらい。同派にはVOFが出ており凍れに対するジャミングである。6090kHzは極めて良好である。水曜日は前半・後半とも英語放送が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケント、台湾送信いずれも強力である。これらの放送にジャミングは出ていない。日曜日まで毎日同じ番組である。
1405の5980と6070kHzも強力である。この時間の放送もジャミングは出ていない。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンス、番組は「ふるさとの風」である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信は31mb内でも最強である。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日と同じ内容である。