3~4MHz帯に出ていた新彊放送は例年通り4月最終火曜日の4月25日に周波数を変更している。放送時間、周波数は昨年と同じである。
1300の「しおかぜ」は5920と6090kHzがきわめて強力である。両波ともS9+40dB前後で入感している。ジャミングは全くない。金曜日は日本語放送「日本海にかける橋」で、先週と同じ番組である。まず拉致被害者に関する情報をいくつか紹介している。
続いて韓国公務員の殺害事件について。この事件は、2020年9月21日に黄海上で、韓国の公務員が漂流しているところを北朝鮮軍によって射殺されて遺体を油で燃やされるという想像を絶する痛ましい事件で、問題は公務員を韓国側が救出できる時間的余裕が少なくとも3時間から6時間はあったのにその間、韓国側がなんの処置もせずにただなるがままに放っていおいた点にある。
救出への道コーナーは、増元照明さんから、桜が散り今度は中国大陸からの黄砂で空がどんよりしている。武漢コロナと違い、仕方がないとしている。北朝鮮のミサイルでJアラートが発せられたが、すぐに中止したことを話している。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟、横田拓也さんから、2022年12月に開催された国際シンポジウムでのメッセージである。あとは日本への脱出に際しての注意喚起などが出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。この時間帯は毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は4月10日、松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣は、労働組合「UAゼンセン」松浦昭彦会長はじめ代表の方々らから、拉致被害者の早期救出を求める署名簿(884,639筆)を受領した。そのうえで松浦会長、松本京子さんの兄、大政由美さんの母、松野官房長官の発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」である。これは日本語放送のみである。
今週の一曲、朝鮮語は1984年のヒット曲、チェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は1972年にヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。1357に終了している。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。28日、金曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。そして1457にアニメソング「あかねちゃん」が追加されているが、9705kHzは1458に、15475kHzは1459に停波しており尻切れである。9685kHzは送信機の切り替えでキャリアーがダブっている。
1500からの9685kHzは9705kHzから移動している。