2023年04月10日

4月9日ふるさとの風

雲一つない好天気の中、南木曽駅まで臨時特急で出かけた。383系の4両編成でガラガラ状態。定員の3割程度と見て取れた。この日は6本の臨時列車が運行された。帰りは臨時快速で、313系の4両編成だった。密を避けることからこれぐらいの乗車率顔いのでは。昨日よりちょっと多い16800歩である。

1300の「しおかぜ」は6165kHzが混信でNG、6160kHzの平壌放送がやたら強い。日曜日は日本語放送で、前半・後半とも公開されている失踪者、拉致被害者の氏名生年月日、失踪当時の年令などの読み上げである。

1300のにっぽんの風」は9455と9940kHzが良好である。15475kHzも強いが、バックで別局の音声が混線している。この時間17470kHzに出ている局である。
1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzがクリアーに聞こえている。この時間15475kHzの混線はわからない。今日までの一週間同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2021年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は今回放送分から最初の曲が変更されている。

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