28日、土曜日1300の「しおかぜ」は5930kHzが聞こえている。木曜、金曜日と同じ番組が出ている。三日続けて同じ番組となる。これまでと若干編成が変更されたようだ。
最初に北朝鮮の粛正について。
続いて寺越武さんについて。お母さんともえさんが昨年末に体調を崩し、油断を許さない状態だという。一時帰国した際には家の中まで監視人が入り込み話もできなかったという。拉致されたことが明白なのに、本人が拉致ではないと言っていることから認定されていない事案である。
新潟市で拉致問題等啓発推進条例が可決されたニュース。
第1条 この条例は、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律(平成18年法律第96号。以下「法」という。)第3条の規定に基づき、北朝鮮による拉致被害者の問題、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案その他北朝鮮当局による人権侵害問題(以下「拉致問題等」という。)について、市民に対し積極的な啓発を行うことにより、拉致問題等の風化防止を図り、もって拉致問題等の早期解決に資することを目的とする。
第2条 市は、拉致問題等に関する市民の認識を深めるため、国と連携を図りつつ、拉致問題等の積極的な啓発を行うよう努めるものとする。
2 市は、前項に規定する啓発を効果的に進めるため、推進体制の充実に努めるものとする。
3 市は、法第4条第2項に規定する北朝鮮人権侵害問題啓発週間において、その趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めるものとする。
第3条 市は、拉致問題等について市民の認識を深めるため、啓発の推進に必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする。
第4条 この条例に定めるもののほか、拉致問題等の啓発に関し必要な事項は、市長が別に定める。
この条例は、公布の日から施行する。
続いて、鳥取県、島根県共同で拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」が開催された。2県で開催されるのは初めてのこと。
「救出への道コーナー」は増元照明さんから。厳しい寒波に見舞われている最近の機構なども述べている。「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも極めて良好である。9705、7585、7295kHzがクリアーに聞こえている。この時間は月曜日から日曜日まで同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560、7510、7290kHzが聞こえている。7290kHzのCNR1がスキップ状態、台湾送信が優勢である。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2022年4月9日、30日、5月7日、21日、31日、6月11日、21日、7月1日、13日、23日、8月2日、13日、23日、9月3日、13日、24日、10月4日、15日、25日、11月5日、15日、25日、12月2日、7日、17日、27日、2023年1月7日、17日と同じ内容である。