2022年12月30日

12月29日ふるさとの風

29日の台湾送信波強力である。1300の9705と7295kHzはクリアーに聞こえている。タシケント送信の7585kHzも若干弱いがこれもクリアーに聞こえている。

1300の「しおかぜ」は5930kHzが概ね良好である。7280kHzは弱く受信状態は悪い。いずれもジャミングは確認できない。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は7290と7520kHzが聞こえている。9560kHzはほぼスキップ状態、弱くほとんど音にならない。7290kHzは同波のCNR1の混信があるが、八俣の電波が優勢である。
29日はこの時間も1330と同じ番組である。ふるさとの風ニュースは12月10日政府主催国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~を開催、拉致被害者御家族、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表横田拓哉氏からの発言が出ている。続いて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長飯塚耕一郎氏の発言である。
ニュース解説は12月20日北朝鮮談話について。北朝鮮はどれほど不快であるかを、実際の行動で示し続けると反発している。
今週の一曲は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。スケジュールなどのアナウンスはなく1457にアニメソング「お化けのQ太郎」が追加されている。

1600の「しおかぜ」は9690kHzが強力である。ただ開始時は弱く音にならなかったが、ニュース解説のあたりから信号が急上昇してきた。S9+30dBほどである。6045kHzは3kHz上のジャミングもスキップ、クリアーに聞こえている。5945kHzはCNR1の混信が強く聞こえない。
1700の6155kHzも強力である。混信、ジャミングは全くない。
1800の5820kHzは若干弱いもののこれも混信など全くなく良好である。これら3回の放送もすべて1330と同じ番組である。そして各27分にアニメソング「お化けのQ太郎」が追加されている。

1704の「しおかぜ」は7340kHzが下からの被りを受けながらも聞こえている。7435kHzは同波のCRI英語放送につぶされており全くわからない。開始にしおかぜのアナウンス、続いて先週1330に放送された「ふるさとの風」が出てくる。続いて1732:50から先週1300に放送された「にっぽんの風」が出ている。1800からは両波ともCRIイタリア語の混信もあるが概ね八俣の電波が優勢である。1802に日本語でしおかぜのアナウンスがあり1805に終了している。終了アナウンスは;
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いていてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。
こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」
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