2022年10月01日

9月30日「しおかぜ」

金曜日1300の「しおかぜ」は5920と6165kHzが出ている。5920kHzは混信もなく良好である。6165kHzは同波のCNR6の混信があるが弱く大きな影響はない。ジャミングは全く出ていない。まず日本語放送「日本海にかける橋」である。
先週金土と同じ番組である。9月14日、衆議院拉致問題特別委員会によるKDDI八俣送信所視察が行われた。当日の参加議員は以下の通り。
長島昭久委員長(自民)、江渡聡徳理事(自民)、中川郁子理事(自民)、渡辺周理事(立憲)、美延映夫理事(維新)、鈴木敦オブ(国民)、笠井亮オブ(共産)、梅谷守委員(立憲)
 午前10時45分、国会よりバスにて茨城県古河市にある八俣送信所へ出発、移動中に今回の視察のテーマである「しおかぜ」使用送信機老朽化問題と国際放送の重要性を改めて説明。質疑では参加議員より活発な質問が相次ぎ、1時間45分の移動時間は瞬く間に終了するほどの活気ある内容でした。
 到着後、KDDI職員から送信施設の概要、歴史、短波送信などについて解説があり、2班に別れ、それぞれが送信機やアンテナなど施設全般を視察。本日も非常に暑かったので、再度会議室へ戻る頃には皆さん汗だくとなっていましたが、初めて見る広大な敷地、送信機の規模感、工事は簡単ではない事など、それぞれが口にされ、その後の質疑も積極的に発言があり、アナログ放送の優位性や日本唯一となった短波送信施設への理解はかなり深まったと感じられました。
続いて国連人権委員会に意見書を提出したというニュース。文部科学省が拉致問題に関する書籍を各都道府県の関連施設に充実するように要請したこと。
続いて、8月14日広島市で開催された共同公開収録で歌われた宇佐美由美子の「帰りたい」が出ている。「救出への道コーナー」は増元照明さんから、9月17日、東京での各種イベントなどについて。日朝首脳会談から20年がたった。「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、2021年12月18日に逝去された、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセージ、2021年11月の国民大集会で収録されたメッセージである。
あとはいつものように緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起が告知されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれも強力である。この時間は月曜日から日曜日まで同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は9月17日「拉致問題を考える埼玉県民の集い」が開催された。「北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会」と共催で拉致問題解決に向けた県民世論の一層の喚起を図るために実施された。
ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」とウルフルズの「ガッツだぜ!!」の2曲が出ている。日本語放送は1972年のヒット曲山本リンダで「どうにも止まらない」である。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。この中で9705kHzが一番早く聞こえている。ジャミングは3波とも確認できない、出ていない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日、18日、28日、6月7日、18日、28日、7月8日、20日、30日、8月9日、19日、31日、9月10日、20日と同じ内容である。

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