1300の「しおかぜ」はいつもの強さがない、5935kHzはチベット放送の混信、6070kHzは5kHzしたのかぶりが強い。聞き取りは十分可能である。先週金・土と同じ番組が出ている。
これだけ信号が弱いとジャミングとも思えるノイズが出ているようだが、全く影響はない。ジャミングか徘徊ノイズか確認できない。
1300の「にっぽんの風」は11875、9940、9455kHzが良好である。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが同じく強力に聞こえている。
月曜日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は8月14日広島市で開催された『北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録~希望の光、届け海を越えて!~』から。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、約2年ぶりの開催となった今回の共同公開収録では、松井一實広島市長及び湯崎英彦広島県知事から、拉致被害者を励ますビデオメッセージが公開されたほか、特定失踪者御家族らの公開メッセージ収録が行われた。
特定失踪者和田祐介さんの叔父の林健さん、同じく佐々木薫さんの弟佐々木正治さんからのメッセージが出ている。
「ニュース解説」は8月29、30日の第6回労農赤衛軍指揮メンバー会議について。朝鮮語では、おそらく電話収録であろう、バズ音が出ている。日本語放送はクリアーである。
今週の一曲、朝鮮語はなし、日本語放送は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出てきた。
1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。3波ともジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから今回新たに2021年12月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2021年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから20210年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2022年4月11日、18日、5月12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、15日、25日、8月5日、15日、25日と同じ内容である。