海外からのラジオ放送

1300の「しおかぜ」は5935と6070kHzが強力である。昨日から新しい周波数での放送。5935kHzは時々西蔵放送中国語の混信がある。日照時間も短くなり電波伝播にも影響が出始めている。
金曜日は日本語放送から、8月14日、北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録～希望の光、届け海を越えて！～が広島市で開催された。まず松井一實広島市長、湯﨑英彦広島県知事からのメッセージである。そして特定失踪者御家族から、和田祐介さんへ、叔父さんからのメッセージが出ている。次いで佐々木薫さんへ弟さんからのメッセージである。当日は広島商等高等学校吹奏楽部の出演もあった。
「救出への道コーナー」は増元輝明さんから、金与正のコロナ韓国説など途方もない発言などを取り上げている。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんから、2021年12月収録のメッセージである。あとはいつものように緊急放送ISの後、日本への脱出に際しての注意喚起が告知されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送も各波強力である。いずれも混信は全くない。この時間は毎日同じ番組である。

1405の6090と7325kHzも良好である。この時間は日本語放送で、開始と終了アナウンスは「しおかぜ」、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが聞こえている。信号は強力で、この時間、各波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声｣は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。この途中1458に9705kHzは停波し尻切れである。今日の一曲はなし。この番組は2022年4月12日、19日、5月13日、25日、6月4日、14日、24日、7月5日、16日、26日、8月6日、16日と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は5920と6165kHzが聞こえている。1300と同じ番組で日本語放送から、後半は朝鮮語放送である。ジャミングはなく受信ジョイ謡は良好である。

1705の5980kHzは5kHz上のCRIが結構強い。7435kHzは気象FAXの出ていない時間は良好である。開始時にしおかぜのアナウンス、続いて先週放送された「ふるさとの風」1728かも同じく「にっぽんの風」、そして最後にしおかぜのアナウンスで1800に終了している。