2022年06月23日

6月22日ふるさとの風

22日1300の「しおかぜ」はいつも良好である。5935と6070kHzがジャミングもなくクリアーに聞こえている。水曜日は英語放送である。後半1330も英語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」も核は強力に入感している。いずれも毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は5月23日、北朝鮮による拉致被害者御家族とジョセフ・バイデン米国大統領が面会、その後の記者会見で、横田哲也さん、本間勝さん、内田美津夫さん、浜本七郎さんの発言が出ている。
続いて、5月29日全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会が開催された、岸田総理のあいさつが出ている。ふるさとの唱歌コーナーは「夢路より」が出ている。相変わらず曲名アナウンスはない。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」である。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年12月1日に逝去された。これは2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2022年4月10日、5月1日、8日、22日、6月2日、12日と同じ内容である。

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