2022年06月03日

6月2日ふるさとの風

連日、八俣送信は強く、受信状態は極めて良好である。1300の5935と6070kHzは朝鮮語放送が出ている。1405の6090と7325kHzは日本語放送で先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケントと台湾送信が強力である。番組開始前に日本政府からのお知らせとして、6月16日1200から日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関する国連シンポジウムをオンラインで開催、この模様を短波放送でも生中継すると予告している。相変わらず周波数アナウンス単位を間違えており、kHzではなくHzである。
13725kHzは日本語放送でタジキスタン送信、17820kHzは朝鮮語放送でUAE送信である。
「ふるさとの風ニュース」は5月20日衆議院で北朝鮮に関する特別委員会が開催された。参考人として、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田拓也氏、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 西岡力氏、特定失踪者問題調査会幹事長 村尾建兒氏、龍谷大学教授李相哲氏が意見陳述をした。横田拓也氏の発言が出ている。
「ニュース解説は5月21日の米韓首脳会談についてなど。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」である。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。1357に番組終了。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年12月1日に逝去された。これは2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2022年4月10日、5月1日、8日、22日と同じ内容である。

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